南海キャンディーズの山里亮太(39)が、「M-1グランプリ2016」の決勝進出がかなわなかったことを報告し、若手の台頭を危ぶんだ。

 同コンビはしずちゃんこと山崎静代のボクシング引退にともない昨年より再始動。「M-1」は09年以来7年ぶりの参加だったが、惜しくも準決勝敗退となった。

 山里は22日放送のラジオ番組「たまむすび」でM-1の結果をリスナーに報告。「すごかったの、お客さんが。むちゃくちゃ優しいお客さんだったの。俺の“妄想耳”には『おかえり』が聞こえてきたの。『南海キャンディーズ、M-1に帰ってきてくれてありがとう』ぐらいの。こんなホームある?っていうくらい。漫才をこんなに楽しくできるんだって味あわせてくれた」と観客の温かい声援に感謝し、自身も思わず涙ぐみそうになる場面があったことを明かした。

 しかし山里は、決勝進出となった8組の中に、「M-1」を制作する朝日放送(ABC)の人気番組「探偵!ナイトスクープ」に“探偵”として出演する沢部佑(ハライチ)、橋本直(銀シャリ)、真栄田賢(スリムクラブ)の3組が入っていることに「ABCさん、これはやってくれましたね」と不正に疑いの目。「あいつら西田局長に抱かれてます。おかしいですよ!」と負け惜しみを爆発させた。

 さらに山里は「僕の理想の形は、ハライチが優勝してテレビ界が何も変わらないこと。あとは4日に信じられないくらいの大物が結婚ね。次の日のスポーツ紙が一面それ」とゲスさ満開で、赤江珠緒アナウンサーも「ほんとに腹黒いこと考えさせたら天才だね」と太鼓判(?)。「俺はね、お笑いブームなんて来なきゃいいと思ってる。ウチらの畑には決まった栄養分しかないんですよ。若手の台頭なんかダメなんです。カミナリが売れてしまうんです!今回で確実にカミナリとか相席スタートとかが売れてしまうんです!もう要らんのです!」と叫んだ。