デビュー20周年を迎えたPUFFYが、NHK紅白歌合戦に初出場することが23日、分かった。

 紅白出場は、ある意味で“念願”だった。96年に井上陽水作詞、奥田民生作曲のシングル「アジアの純真」でデビューした。個性的な歌詞と自然体のキャラクターが若い女性を中心に支持され、同年だけで110万枚を売り上げる大ヒットとなった。さらに同年の2作目シングル「これが私の生きる道」も発売数週間で、売り上げは120万枚を突破。一大ブームを起こした2人の紅白初出場は確実視されていたが、実現しなかった。

 ◆PUFFY(パフィー)1973年(昭48)9月18日、東京都生まれの大貫亜美(おおぬき・あみ)と1975年(昭50)1月30日、大阪府生まれの吉村由美(よしむら・ゆみ)が95年に結成。96年シングル「アジアの純真」でデビュー。以後「これが私の生きる道」「サーキットの娘」「渚にまつわるエトセトラ」がミリオンヒット。03年に米アニメ「Teen Titans」の主題歌を担当するなど海外でも人気を獲得した。