生田斗真(32)が5日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演映画「土竜の唄 香港狂騒曲」(今月23日公開)のプレミアイベントに出席した。

 虎模様のリムジンから降りると、武藤敬司のオオカミポーズを決め大歓声を浴びた。「2016年冬の寒さを一発で吹き飛ばす映画ができました。この映画を見なければ、今年は終われません。来年も始まれません。このお祭りムービーを楽しんでもらえればなと思います!」とあいさつした。

 劇中では体当たりの演技を披露。「前作では、裸でボンネットの上に乗ったんですけど、今回は裸で空を飛ぶっていうのをやっています。衣装のラックにはなにもなくて、前バリだけがそっと置いてあるんですよ。前バリで困っている俳優さんがいたら、僕のところまで来てほしい」と笑った。「全国の良い子のみんなにも見てほしいです。鼻血ブーすると思います。良い子のみんな、この映画を見て男になろうぜ!」と呼びかけ、締めくくった。

 この日は「バトルプレミア」と題し、キャスト同士でさまざまな対決が行われた。菜々緒(28)と上地雄輔(37)が「箱の中身はなんだろな」で対決。先に上地が「ムチ!」と正解した。2人はともにヒットマン役で、劇中でムチを使うシーンで共演している。上地が「菜々緒さんのムチがすごくて、絶対普段から使っているんだろうなと思いました」とイジると、菜々緒は「使ってないですよ!」と否定していた。

 本田翼(24)と仲里依紗(27)の「ロシアン風船ルーレット」対決は仲の勝利。古田新太(51)と堤真一(52)の「たたいて被ってじゃんけんぽん」対決は堤が勝った。

 生田は瑛太(33)と借り物競走で対決。お題の「香港っぽいもの」を求め、会場のファンたちのところへ向かった。瑛太が香港版のインスタントラーメン「出前一丁」を借りたのに対し、生田は香港出身のファンを連れてきた。来日した理由を聞かれたファンが「斗真くんに会いに来た」と言われると、「ありがとう!」と感謝のハグ。会場には悲鳴があがった。結果は、岩城滉一(65)による判定で、瑛太の勝利となった。