6日に放送されたTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)9話の総合視聴率が30・0%を記録したことが15日、ビデオリサーチ調べで明らかになった(関東地区)。

 リアルタイムで見ていた人を集計する従来の視聴率は16・9%。録画して見た人の「タイムシフト視聴率」は17・5%で、重複分を差し引いた総合視聴率は30・0%だった。

 初回(10月11日)は視聴率10・2%、タイムシフト10・6%、総合19・5%で始まり、いずれも数字が下がることなく上昇を続けてきた。ついに30%の大台に乗せた形だ。

 タイムシフト視聴率と総合視聴率は、この秋からビデオリサーチ社が集計、発表を始めた新指標。放送から9日後に発表される。

 10月期ドラマでは、11月24日に放送されたテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未美知子~」(木曜午後9時)が総合視聴率30・1%を記録しており、両ドラマのデッドヒートが注目を集めている。

 「逃げ恥」は、主演新垣結衣と星野源のラブコメディー。20日に最終回を迎える。