映画「雨に唄えば」(52)の女優デビー・レイノルズさんが、現地時間28日に急死した。84歳だった。

 デビーさんは現地時間28日に息子トッドのビバリーヒルズの家から脳卒中の可能性があったとして救急車で病院に搬送された。そして、その後病院で死亡が確認されたと「ヴァラエティ」誌は伝えている。映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られる娘キャリー・フィッシャーさんが現地時間23日にイギリスのロンドンからロサンゼルスに向かう飛行機の中で心臓発作を起こし、現地時間27日に亡くなったばかりだった。デビーさんは現地時間28日にトッドの自宅でキャリーさんの葬儀の話し合いを行っていたそうだ。トッドは「ヴァラエティ」誌に「彼女はキャリーと一緒にいたかったのです」とコメントしている。

 デビーさんは映画「雨に唄えば」でスターになり、その後も映画「歓びの街角」(56)や「年頃ですモノ!」(58)に出演。映画「不沈のモリー・ブラウン」(64)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。最近ではテレビ映画「恋するリベラーチェ」(13)に出演しており、2015年にはアカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞していた。【ハリウッドニュース編集部】