週刊エンタメビジネス誌コンフィデンスが主催する「第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」の各賞がこのほど発表された。昨年10月期に放送された連続ドラマの中から、視聴率20%超えの社会現象となったTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」が、作品賞など7部門中6部門を独占した。

 視聴者満足度調査「オリコンドラマバリュー」の結果と、有識者による審査で決定。

 「逃げ恥」で作品賞を受賞したTBS那須田淳プロデューサーは「新垣結衣さん、星野源さんのフレッシュな共演に加えて、恋ダンスなどテレビの連続ドラマの楽しみ方をたくさん詰め込んだ作品にしたいと思っていました。自分たちの想像をはるかに超えて、多くの人に楽しんでいただけたことはうれしい驚きでした」。また「最終回は2人にとってスタートライン。彼らが今後どのようになっていくのか、チャンスがあれば見てみたい」ともコメントした。

 同作で主演女優賞を受賞した新垣結衣は「人や時代やドラマにかかわるすべてのピースがパチッとはまったような、とても大きな力に守られた3カ月でした」。助演男優賞を受賞した星野源は「津崎平匡でいられた時間が、自分にとってさらにかけがえのないものになりました」と喜びを語った。

 ほかに、「逃げ恥」からは、石田ゆり子(助演女優賞)、野木亜紀子(脚本賞)、大谷亮平(新人賞)が各賞を受賞。主演男優賞は、テレビ朝日系「家政夫のミタゾノ」の松岡昌宏が選ばれた。