ジャズミュージシャンのアル・ジャロウさんが、現地時間12日にロサンゼルスの病院で亡くなった。76歳だった。

 アルさんのマネジャーのジョー・ゴードンは「Ebony」誌に「アル・ジャロウはロサンゼルス時間の今朝5時30分ごろ、亡くなりました。彼は病院にいて、(息子)ライアン、(妻)スーザンと数人の家族や友人に心地よく保ってもらっていました。ライアンとスーザンは自宅で親しい家族のためだけに小さなプライベートの式を行う予定です。公の式は今のところ予定されていません」とコメントしている。

 アルさんは「We’re in This Love Together」やテレビドラマ「こちらブルームーン探偵社」のテーマソング「Moonlighting」で知られ、ジャズ、ポップ、R&Bの3つのカテゴリーでグラミー賞を受賞した最初のボーカリスト。これまで7度のグラミー賞を受賞した。アルさんは5日前に疲労を理由にツアーのキャンセルを発表していたばかりだった。【ハリウッドニュース編集部】