精神力で完走を目指す。5日開催の「静岡マラソン 2017」(日刊スポーツ新聞社など主催)で、静岡朝日テレビの橋本ありすアナウンサー(32)が、フルマラソンに初挑戦する。大会4回目で同局アナ3人目の出場。橋本アナは「運動したくない」タイプだったが、約6カ月、地道に練習を重ねていた。本番が迫った心境やいかに。
出場の打診は昨年7月、局の看板番組「とびっきり!しずおか」のプロデューサーからだった。
「戸惑いました。私は運動はしないし、したくないタイプ。数日かかりましたが、番組MCでもありますし、『もう、やるしかない』と決断しました」
まずは筋力を測定。長距離走に不可欠な「体幹の力」が不足していた。
「トレーナーさんのアドバイスも受け、ジムでのトレーニングから始めました。その前に試走したら、100メートルでゼエゼエ。30分間のウオーキングで体を慣らすことになりました」
そんな状態だったが、週4回の練習で体重3キロ減。今では局内外で「体が絞れてきた」の声を聞くようになった。12月と今年1月には10キロの大会に出場した。
「12月18日の菊川Cityマラソンでは10キロを1時間4分58秒。練習よりも速いペースで走れて、自分でも驚きました」
この調子なら、制限時間(5時間30分)以内での完走は可能。だが、ここに来て不安要素が出てきた。
「2月19日に出場したハーフマラソンの序盤で、右足太もも裏に違和感が出て棄権しました。今は痛みも引いたのですが、練習で走った最長距離は15キロ。42・195キロで、どうなるのかという思いはあります」
だが、橋本アナには負けん気と緊張の本番を重ねるアナウンサー魂がある。
「負けん気は広瀬(麻知子)ほどではありませんが、当日は晴れるようですし、開き直れると思います。あとはこの1カ月半、禁酒していますし、後半の給水所には夫がいる。給食のいちごも楽しみです」
特徴の丸顔にシャープさも加わった橋本アナ。今の楽しみは「走り終えて、おいしいビールを飲むこと」と話している。【柳田通斉】



