女優中谷美紀(41)が12日、都内で、宇宙の始まりや生命の歩みを描いた映画「ボヤージュ・オブ・タイム」(テレンス・マリック監督)の舞台あいさつに登壇した。

 日本語版のナレーションを務めたが、アフレコ時に制作陣が来日するほど気合の入れようだったという。「『ここは感動的に』とか『自信のない感じで』とか『宇宙が爆発するから、センチメンタルに』とか、微妙なところを求められました。難しかったけど、好きな世界観で、楽しんで癒やされました」と振り返った。

 地球外生物の話になると「エイリアンとかではなく、虫だったり鳥だったり、何かしらいてもおかしくないですよね」と期待を込めて語ったが、会ってみたいか聞かれると「高いところが苦手なので…どこでもドアがあれば会ってみたいですね」と笑わせた。

 行ってみたい場所については「南極」と答え、「シンプルな美しさが好きなので。それはそれは美しいでしょうね、海と空と氷しかないっていうのは」とうっとりした表情を浮かべた。