お笑いコンビ・アメリカザリガニの平井善之(44)が28日夜、都内の松竹芸能新宿角座でのライブ後、取材に応じ、前妻の有未(35)から16年末に離婚を切り出されてから、わずか1カ月でスピード離婚したと明かした。また同年2月に平井有未の名で芸能界に復帰した前妻が、再び芸能界から身を引き、本名の江川有未に戻り、一般人として働き始めたことも明らかにした。

 平井は離婚の経緯について「昨年末、ある日、突然『離婚しましょう!!』みたいに言われました。『何で(離婚)なん?』『それ、あかんのちゃう?』『おかしない…何で?』と3回、聞き直したら『あんた、昔みたいに格好良くなくなったなぁ…。私は野球かな、今は。野球を見るのが全力』と言われた」と明かした。離婚は本意ではなかったが、「嫁さんの性格も知っているんで『じゃあ、お前が言うのやから、そうやなぁ』と言って離婚しました」と応じたという。協議離婚で、慰謝料なども発生していないという。

 ライブでファンに生報告した際、ゲーム好きの自身と、ゲーム好きながら野球にはまっていった有未との、趣味の相違が離婚の原因だと語った。やりたいゲームの趣向に相違点が出始めた中、有未が甲子園に高校野球を見に行き、短期賃貸マンションなどを借りるまで野球にはまっていったというが、離婚の予兆はなかったという。後輩にテレビを1台、あげたことでチャンネル争いが激化したのも事実だったが、それも数年前の話だといい「女性の考えていることは分からないんで…僕からしたら、予兆はないですよね」と語った。

 有未は16年末に離婚を切り出した段階で部屋を借りて、仕事も始めていたという。そのため、同居はすぐに解消し、一気に離婚の話が進んだという。平井は「(今の有未の仕事は)芸能の仕事とちゃいますね。1年くらいやってみて『まぁ(芸能人は)いいや。やりたないし』って言って、やめたみたい。会社員? そうでしょうね」と説明した。

 今でも、有未とは普通に会い仲良くしているというが「仲はいいんですけどね…女性は、いろいろあるんでしょうね」と言い、平井は口元に笑みを浮かべた。復縁の可能性については「ないんじゃないですか? そんな女性、聞いたことはない。期待はないですね、もう」と断言。その上で「若い人をね…婚活、ガンガン行きますよ!!」と再婚に強い意欲を見せた。【村上幸将】