アマゾンプライム・ビデオで7日から独占配信される連続ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2製作発表記者会見が6日、都内で行われた。

 主人公仮面ライダーアマゾンネオこと千翼を演じる、ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズの前嶋曜(19)は、今作が初芝居で初オーディションだったという。「当たって砕けろの気持ちで受けました。2次、3次と進んで、受かった時はバイトの休憩中で『受かったよ』と言われて、理解できなかった。『仮面ライダーアマゾンズ』も、1視聴者として見ていたので信じられなかった。ジュノンボーイ出身で、仮面ライダーになるのが夢だったので、うれしかったです」と笑みを浮かべた。

 映像作品への出演、主演も初めてで、撮影は苦労したという。「初演技なので指導が入り、毎回、10カットくらいでOKが入る。現場の雰囲気が変わると勝手に思い込んで、申し訳ない感じがしていたけれど、アドバイスをいただいて温かい現場でした」と振り返った。

 16年4月に配信された前作「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン1で主人公仮面ライダーアマゾンオメガこと水澤悠を演じ、今作にも出演する藤田富(24)は、前嶋の現場での頑張りを明かした。「絶対、食ってやるっていう覚悟でやったけれど、彼は助けたいくらい現場で悩んでいるのが目に見えていた。前嶋君が主演でいい作品が出来たと思う」と褒めた。

 前嶋は「全ての仮面ライダーシリーズを上回る作品に仕上がったと思います」と胸を張った。【村上幸将】