女優の高島礼子(52)が26日、都内で「母の日参りパートナーシップ」プレス発表会に出席した。

 母の日の新たな文化として「亡き母のお墓参り」などの供養習慣の普及拡大に取り組むイベント。高島は20歳の頃に母を亡くしており、昨年の同様イベントに続き、今年もゲスト出演した。

 昨年のイベントでは、高島の母が大ファンだったという山口百恵さんの名曲「いい日旅立ち」のアンサンブルの演奏を聴いて号泣するなど、若くして亡くなった母との思い出を語った。今年もそんな母への思いを語ったほか、母の日制定70周年を記念した一般公募の「母の日の思い出 こころの三行詩」の高島礼子賞5作の朗読も行った。

 269篇の作品から実際に5作を選んだ高島は「みなさんの(住む)地方によって思い出も歴史も違いますが、母に対するそれぞれの思いが共通してるんだなっていうところはあります。母への気持ちは唯一センチメンタルになっていいっていう、子どもの頃に戻っていいっていうような気持ちになるので、母の日参りっていいなと思います」。 自分と母親が似ていると詠んだ作品には「私も母似なんですよ。早くに亡くしているので、今の私よりも若いときに亡くなってしまったんですけど、(母に)似てきたなって。鏡を見るのがちょっと怖いような。思い出がよみがえってきますね」。

 昨夏に、17年間連れ添った高知東生と離婚した。その後も映画出演など順調に仕事をこなしており、この日のイベント中も笑顔を見せるなど、元気な様子をうかがわせたが、高知について触れることはなく会場をあとにした。