「スター・ウォーズの日」5月4日を祝うイベントが世界中で開催されているが、映画「スター・ウォーズ」シリーズ公開40周年を記念し、銀座の貴金属専門店「GINZA TANAKA」が4日、ダース・ベイダーの実物大純金製マスクの注文販売を開始した。

 米ABCニュースなどによると、お値段は1億5400万円で、マスクの大きさは幅26・5センチ、高さ30センチ。重さは15キロもある上、穴も開いていないため、着用するようには作られていないという。

 同店のマーケティング・マネジャーである土屋博嗣氏はABCの取材に対し、「最も難しいのは、マスクの部分ごとに別々の金職人が手掛け、1つのマスクを組み立てていること」と語っており、10人の金細工職人が3カ月かけて仕上げるという。注文は直営店でのみ受け付けている。

 純金のマスクは「スター・ウォーズ」関連の記念品の中で最も高価だが、GINZA TANAKAは2013年、ディズニーをテーマにしたクリスマスツリーを5億円で販売している。

 GINZA TANAKAはこの他、「スター・ウォーズ 40周年記念 純金製小判額」(税込参考価格は122万5000円)、「スター・ウォーズ純金製10グラム小判ルーク・スカイウォーカーVSダース・ベイダー」「スター・ウォーズ純金製10グラム小判ヨーダ」(税込参考価格は各13万2300円)など計4点を直営店およびオンラインショップで販売する。(ニューヨーク=鹿目直子)