タレントの小倉優子(33)が、離婚にまつわる不安や考えを明かし、涙を流す場面があった。

 小倉は8日放送のNHK「あさイチ」に出演。この日の放送は離婚と子育てに関する特集で、4歳と0歳の幼い2児を育てる小倉は「まだ2カ月しかたっていないので、心配なこと不安なこととかはいろいろあるんですけど、今はあんまり考えないようにしてる。先のこととか考えないようにして、今のことだけを思うように心がけている。1人でこの先、仕事があるんだろうかとか、男の子2人なんで思春期どうしようとか、考えたらキリがないので」と語った。

 離婚し、1人で家計を支えていかなければならず仕事復帰したが、「急に私が家を空けるようになったので、子どもも最初はすごい戸惑ったと思う。4歳の子が泣いたんですよ、行かないでって。でも働かなきゃいけないので、応援しほしいという話をしたら、今は頑張ってねって言ってくれてるんですけど、環境が変わったので、子どもにとってはストレスがなかったかと言われると、やっぱり与えてしまったのかなと感じている」と、子どもたちに対し申し訳なく思っていると語った。

 離婚に関しては「子どもを優先するなら離婚しないのが一番じゃないか」という葛藤もあったという。弁護士を入れずに協議離婚を選択したことについては「弁護士を入れると『どこが嫌だった』とか、『何が嫌だった』とか、いろいろまた話し合いになるのが嫌で、なので私は過去の話し合いをしたくなかった」という。そして養育費に関しては「8割の方々が日本の場合は(養育費を)払ってもらえないと聞いたので、だったらもう(相手を)信じて、取り決めもしなくて、信じるしかないと思ったので、何も決めずに協議離婚という形にした」と明かした。

 また、幼い子どもにどのように離婚を告げるべきか悩む主婦のVTRが放送されると、小倉も自身の境遇と重ね合わせたのか、大粒の涙をこぼした。