松田聖子(55)が背中と腰を強打したため、東京・日本武道館公演で演出を一部変更し、イスに座って歌唱したことが9日、分かった。聖子は8日に続き、9日も同所で公演を開催。8日同様、イスに座った状態で、公演をスタートさせた。

 聖子はMCで「数日前に転びました。背中と腰を大変強く打ちまして、一時は立ち上がることができなかったです」とケガについて説明。「コンサートができるか心配でしたが、武道館の皆さんにお会いしたくて、公演を行わせていただいています。本当に皆さん申し訳ございません」。聖子が座ったまま、深々と頭を下げると、大きな拍手とともに「聖子~」「頑張れ~」といった声援が飛んだ。

 公演を終えるとホッとしたのか、聖子は感極まって号泣した。

 日本武道館公演は、6月10日から開始した全国ツアーの一環。次の公演は8月5日の福岡公演で、ツアーは同20日まで行われる。