ダンスユニット、TRFのSAM(56)が23日、都内で、著書「年齢に負けない『動ける体』のつくり方」(9月25日発売)の出版記念イベントを行った。

「これまでに、女性や高齢者向けのエクササイズ本やDVDは発売してきた。今回は初めて男性向けの本です。40代をすぎて体が重い、疲れが取れない、若いころの切れがないと自覚している人は、老後のために、しっかりと体を鍛えて欲しい」とアピールした。

1日3分のメソッドで、「エレベーターや電車を待っている間にでもできます」と手軽さもPRした。

著書の中では自伝的な要素も書き込んだ。今年で25周年を迎えたTRFが、94年に「survival dAnce」で初のオリコン初登場1位を獲得した時、「自分らダンサーは何もしていないから」と、全くうれしさがなかったことも明かしている。98年に小室哲哉氏のプロデュースを離れた後に「干されてしまい」、6年間もグループの仕事がなかったことなども記している。

10代のころ、ダンサー仲間と「50歳になっても踊っていよう」と誓いあったが今は56歳。「体が動く限り100歳になっても踊っていたい」と生涯ダンサーを誓った。