声優で歌手の水樹奈々(38)が15日、東京・丸の内TOEI1で行われた、アニメ映画「ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー」(長峯達也監督)公開記念舞台あいさつで、映画オリジナルキャラクターとして登場した“伝説の超サイヤ人”ブロリー(声・島田敏)を意識した、セクシーな緑のシースルーの衣装を着て登壇し、劇場を沸かせた。

水樹は「ドラゴンボール超ブロリー」で、フリーザ(声・中尾隆聖)軍の一員のチラリを演じた。「子どもの頃から見ていた、大好きな作品に携われたこと、素晴らしい先輩方と、この場に立てて鳥肌が止まりません。私もブロリーとの友情の証に、ブロリーのカラーでもありチラリの肌の色でもある、緑色の服でキャラクターをイメージしました」と笑みを浮かべた。

水樹は、フジテレビ系でアニメの放送が始まった1986年(昭61)に第1作が公開された劇場版の、節目となる20作目の作品で、7つ集めると夢がかなうドラゴンボールを使う場面を演じた「最高だった。(演じた役で)ドラゴンボールを勝手に使って、願いもかなえちゃって、すごいうれしかった。しかも、その願いが自分のためじゃなく、大事な人のために使う…ドラゴンボールの精神性が宿っていて、格好いいと思いながら叫んでいました」と喜びをかみしめた。【村上幸将】