メンタリストDaiGoが生活保護受給者や路上生活者(ホームレス)に対しての発言が差別と指摘されている問題で、弟でDaiGoの動画配信サービス「Dラボ」の開発や運営を手掛けるプログラマーの松丸彗吾(けいご)さんが、兄の件で誹謗(ひぼう)中傷を受けていることを明かし、「苦情はどうぞ兄に直接仰ってください」と訴えた。

松丸4兄弟の次男である彗吾さんは13日、ツイッターを更新。「兄貴の発言の件で怒ってる人たち、発言したのは兄なので苦情はどうぞ兄に直接仰ってください」と呼びかけ、「僕とか弟たちにあなたの気持ちのこもった激アツ誹謗中傷コメント送られてもお門違いですし、ましてや謝罪しろと意味がわからんので」とつづった。

また彗吾さんは、松丸4兄弟の四男で謎解きタレントの松丸亮吾がツイッターで謝罪していることをフォロワーから指摘された投稿をリツイートし、「こういう人ってどんな思考回路してるんですかね。なんで発言と無関係な第三者が真摯に受け止めて謝罪する必要があるんですか?」「普段あまり引用リツイートとかでこういあ発言にわざわざ自分から触れに行くことしないんですけど、ちょっとイラッとしてるのかもしれません。これで最後にします、すみませんー」(原文のまま)と持論を語った。

DaiGoは、7日の自身の公式YouTubeチャンネルで、「【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答」と題して視聴者からの質問に答える形式の生配信を実施し「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいとぼくは思うんで。生活保護の人たち生きていてもぼく得しないけどさ、猫はさ、生きていたら僕、得なんで」「自分にとって必要がない命はぼくにとっては軽いので。ホームレスの命はどうでもいい」などと差別発言を繰り返して多くの批判が集まっていた。

タレントの四男亮吾は、今回の件について「今まで兄が炎上しても『また炎上してんな~~』くらいにしか思ってなかったし触れないようにしてたけど、人の命を軽く見る発言だけはさすがにダメです。それだけは絶対に許されない」と断罪し「今度会ったら絶対に論破するまで怒り続けます。今回ばかりは兄がおかしい。ごめんね」とツイートしている。