女優三田佳子が、クラシック音楽の名手たちと9月13日に東京・大田区民ホール「アプリコ」でライブ「三田佳子と11人のソリストたち」を開く。三田の詩の朗読と演奏が絡み合うユニークなスタイルだ。

 きっかけは、約20年前に発売されたCD「動物たちのカーニバル」。谷川俊太郎氏の詩を三田が朗読し、アンサンブルがサンサーンスの名曲「動物の謝肉祭」を演奏していくという内容。ピアニストの永田郁代が、「どうしてもライブで再現したい」と、長年温めてきた企画を持ち掛けた。

 共演はピアノの藤井一興、チェロの安田謙一郎、バイオリンの大谷康子、小林美恵ら豪華な顔触れ。ライブを前に三田は「すご腕の皆さんとの、たった1日のコラボレーションを楽しんでいただきたい」と話している。