フジテレビ系の連続ドラマ「赤い糸」(12月スタート、土曜午後11時10分)の制作発表が26日、東京・台場で行われた。運命の糸で結ばれたカップルを描き大ヒットしたケータイ小説を、南沢奈央(18)と溝端淳平(19)主演で映像化、今年12月に連続ドラマ放送と映画公開が同時に行われる。

 南沢は「長崎ロケで、きれいな夜景をバックに初めてのキスシーンを撮ったのが、印象に残っています。あとは涙を流すシーンで気持ちを入れられなくて、共演者を待たしてしまった時は、終わってから泣きました。主演のプレッシャーは感じてないと思ってたのに、かなりあるみたいです」。溝端は「僕も初キスシーンだったんですが。頭が真っ白になって緊張したけど、きれいな夜景が後押ししてくれた。あと、暑さで体調を崩して下痢になり、田島亮君と2人で、点滴をされながら芝居について語り合ったのが印象深い」と話していた。

 他に木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、鈴木かすみ、田島亮、岩田さゆり、矢崎広が出演する。