米大衆紙ニューヨーク・ポストは16日、米人気歌手マドンナ(50)が英映画監督ガイ・リッチー氏(40)との離婚により、総額5億2000万ドル(約520億円)の財産を夫婦で折半する見通しだと報じた。もともと9割以上が自身の資産だったマドンナは取り分を増やす交渉の準備を始めたという。

 離婚は、反対を押し切って養子縁組を進めたり、ニューヨークに滞在することの多いマドンナに不満を抱いたリッチー氏が切り出したといい、15日に正式に発表された。同紙はマドンナとの交際が取りざたされた米大リーグ、ヤンキースの主砲ロドリゲス選手(33)の存在も影を落としたとしている。

 財産は米英各地の不動産が中心で、夫妻は事前分与をしていなかったため、今後の離婚訴訟で折半とされる可能性が高いという。