女優宮本信子(63)が25日、都内で「伊丹十三賞」の創設を発表した。さまざまな分野で活躍し、97年に亡くなった伊丹さんの遺業を記念したもの。対象は文化活動全般で、西暦奇数年はエッセイ、ノンフィクションなどの「言語表現」から、偶数年は映画、テレビなどの「映像・ビジュアル表現」から、毎年交互に受賞者・作品を選出する。選考委員を務める周防正行監督(52)らと会見に臨んだ宮本は「私の念願がかないました」と話していた。