虚偽の経歴を記したり交際関係を暴露した本で名誉を傷つけられたとして、占い師の細木数子さんが著者の女性に1億円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は18日、500万円の支払いと新聞各紙に謝罪広告を出すよう命じた。

 阿部正幸裁判長は「本の記述は細木さんの職業人としての評価を低下させ、真実との証明はない。女性は裁判に1度も出廷せず、賠償義務を履行しないことが十分考えられるため、謝罪広告の掲載を命じるのが相当」と判断した。

 判決によると、女性は「細木数子の黒い真実」というタイトルの著書を06年4月に出版。細木さんの占術は他人の盗作にすぎず、ごまかしで多額の利益を得ているなどという印象を読者に与えた。

 [2008年12月18日23時21分]ソーシャルブックマーク