北野武監督(62)が25日、都内で銀座並木通りのクリスマスイベント発表会に出席した。00年から毎年、著名なアーティストが絵画を提供。プレートにして限定販売してきたが、10年目の今年は北野監督が担当した。日比野克彦氏や横尾忠則氏らと画家として肩を並べ「日本を代表するアーティストの皆さんに続いて、オレが描くという、シャレにしてもオチが強すぎる(笑い)。なんか文句を言われたら『僕は漫才師ですから』と逃げます」。

 95年ごろから絵を始め、映画の劇中で自身の絵画を使ったことはあるが、商品化は今回が初めて。「原画を描いた自分に手数料が支払われるけど、NPO法人に全部持っていかれる。僕には何も残らない」と苦笑い。

 [2009年11月25日16時26分]ソーシャルブックマーク