英ロックバンド、ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニー(67)が3日、ブリュッセルの欧州議会を訪れて地球温暖化問題の公聴会に出席、温暖化に影響するとされる食肉生産を減らすため、肉を食べるのを控えるよう訴えた。

 自身も菜食主義者だというポールは「肉食を控えれば(温室効果ガスの)二酸化炭素(CO2排出量も削減できる」と持論を展開。

 しかし、英国選出の一部議員らがこれに反発し「食肉生産が温暖化に影響するという根拠はない」「ポールはだまされている」などと批判。ある議員はポールをブリュッセル市内のレストラン「肉こそすべて」に招待すると申し出た。

 [2009年12月4日7時45分]ソーシャルブックマーク