若手漫才トーナメント「M-1グランプリ」決勝が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、パンクブーブーが優勝した。ニッカンスポーツ・コムでは、今回の「M-1」についてアンケートを実施した。

 ユーザーが最もおもしろいと感じたコンビには、優勝者のパンクブーブーが順当に1位に輝き、続いてファイナリスト(上位3人が進出)の笑い飯。この2組で1538票、有効投票の63・5%を占めた。また、連覇を狙ったNON

 STYLEはファイナリストだったが5位と低迷し、正統派のナイツが3位だった。

 寄せられた意見では笑い飯の1回目が最高だったが、2回目はガッカリ、という声が目立った。

 逆に期待はずれだったコンビはハリセンボンが601票で24・8%と不名誉な1位。期待が大きかった、ということの裏返しなのか。2位が南海キャンディーズでこの2組で50・0%を占めた。

 アンケート結果と、寄せられた主な意見は下の通り。ご協力ありがとうございました。

 ◆Q1:出場者の中で、あなたが最もおもしろいと思った芸人を1組選んでください。 (1)パンクブーブー

 

 

 

 

 820(2)笑い飯

 

 

 

 

 

 

 

 

 718(3)ナイツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 341(4)ハライチ

 

 

 

 

 

 

 

 221(5)NON

 STYLE

 

 

 173(6)南海キャンディーズ

 

 

 

 67(7)東京ダイナマイト

 

 

 

 

 39(8)モンスターエンジン

 

 

 

 27(9)ハリセンボン

 

 

 

 

 

 

 15計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2421

 ◆Q2:出場者の中で、あなたが一番期待外れだと思った芸人を1組選んでください。 (1)ハリセンボン

 

 

 

 

 

 601(2)南海キャンディーズ

 

 

 512(3)モンスターエンジン

 

 

 389(4)東京ダイナマイト

 

 

 

 281(5)笑い飯

 

 

 

 

 

 

 

 

 221(6)NON

 STYLE

 

 

 189(7)ナイツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 132(8)ハライチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 56(9)パンクブーブー

 

 

 

 

 

 40計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2421<主なご意見>【パンクブーブーに拍手】

 「パンクブーブーは、失礼ながら今まで知らなかったのですが、結果が出る前にチャンピオンを確信できるぐらいの安定感でした」(30代男性)

 「パンクブーブーはチュートリアルの時のように、決勝戦で『笑いの神が降りた』」(40代男性)

 「パンクブーブーは2本ともネタが面白かった。1本目だけなら笑い飯の鳥人だけど…あと、南キャンの山ちゃんのツッコミは最高レベルだと思う。独創的で面白い」(30代男性)

 「1本目だけなら笑い飯で間違いないと思う。スキーのジャンプと同じで2本そろえなければならずパンクブーブーはその点で一番優れていたと思う」(40代男性)

 「笑い飯は1本目が素晴らしかった。仮に最終決戦も得点制で、1本目と2本目の合計得点で優勝が決まるのであれば、笑い飯が優勝していたかもしれない。パンクブーブーが1本目も2本目も安定していたので微妙なところではあるが」(20代男性)

 「パンクブーブーは今までメディアへの露出が比較的少なかった分、新鮮味がありそこに分があったとも言える。ナイツ・笑い飯・ノンスタ等は実力は申し分ないがネタは予測の範ちゅうにあり新たな感動や驚きは薄かった」(30代男性)【笑い飯に拍手】

 「2回続けてやっても良かった(笑い飯の)『鳥人』ネタ。そのぐらい強烈でした」(30代男性)

 「鳥人はほんと神だった。でも決勝を鳥人にするために、ねたを逆にしたら決勝進出はなかっただろうから…。そこがある意味、笑い飯のよさだと思います」(30代男性)

 「笑い飯の決勝はネタがまずかっただけで、実力的には一番面白かった。2年目か3年目くらいにやった『奈良ネタ』なら優勝だった。チンポジが残念でならない」(40代男性)

 「最も面白いネタは笑い飯の『鳥人』。最も高いレベルでまとめたのがパンクブーブー。最も伸び代が残されてるのがモンエン」(30代男性)【ナイツに拍手】

 「ナイツは新しい漫才の形を作ったと思う。NON

 STYLEに負けたのはどうしても納得がいかない」(40代男性)

 「漫才とコントが混在している昨今のM-1だが、話芸といえるレベルに達しているのはナイツだけ」(40代男性)

 「M1ではナイツのような淡々と漫才をするタイプは不利ですね」(40代男性)【ハライチに拍手】

 「期待度NO・1はハライチ。相方の無茶ブリへのぼけ方は非常にはまった。モンスターエンジンは漫才をしようしようとし過ぎて墓穴を掘った感じだった」(40代男性)

 「パンクブーブーも面白かったけどハライチが面白くてもう一度見てみたかった」(30代男性)【どうした?ハリセンボン】

 「ハリセンボンは日頃の芸の切れが影を潜めて、残念でした」(60代男性)

 「ハリセンボンは、緊張してたのか、ネタを練るひまがなかったのか、まだまだ全部出しけれてないようでした、もったいない」(30代男性)

 「ハリセンボンは面白いのは周知の事実。今回は緊張?からか、いつもよりぎこちなかった」(20代男性)【どうした?南海キャンディーズ】

 「久し振りなので南海キャンディーズ期待してたんですけど、2人が人気者になってしまったせいで今日のようにキャラに頼ったネタでは新鮮味がなく中笑い止まりだと思った。もちろキャラを生かす事は大事ですが、ネタそのものの完成度をもっと上げないと厳しいかな」(40代男性)【どうした?NON

 STYLE】

 「NON

 STYLEに関してはあの程度で去年優勝したの?という感じでナイツ、ハライチのほうが全然面白かった」(30代男性)

 「NON

 STYLEは去年優勝したときに比べてネタにパンチ力が感じられず、勢いもなかった」(20代男性)【どうした?東京ダイナマイト】

 「東京ダイナマイトはテンポが悪かったような気がする」(30代男性)

 [2009年12月21日21時31分]ソーシャルブックマーク