フランス政府から、芸術勲章の最高章コマンドール章を受章した北野武監督(63)が13日、パリから凱旋(がいせん)帰国し成田空港で会見を行った。フランス文化省から、映画監督だけでなく、お笑いタレントのビートたけしとしての活動も含め「人間・北野武」が評価されたことが分かった。北野監督は「映画の認知度が高いことは知っていた。最近ではネットで番組が見られるから、(ビートたけしも)同一人物だと知られるようになった。お笑いが悪影響したのではなく、まだ才能があるんだと見てくれた」と語った。

 [2010年3月14日6時54分]ソーシャルブックマーク