女優水野真紀(40)長沢まさみ(23)らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションが5年ぶりに実施されることが21日、発表され、水野と長沢が都内で会見を行った。

 今回で7回目。水野は同オーディションのスカウト部長、長沢はスカウト係長に任命された。2人は特別審査員として、審査に加わる予定。将来の後輩に対し、水野は「東宝の宝が生まれることを願っています」。長沢は「いろいろな経験ができる場所。興味がある方は気楽な気持ちで応募してください」とメッセージを送った。

 水野は第2回審査員特別賞、長沢は第5回グランプリを受賞。2人はオーディションの思い出について披露した。水野は応募動機について「男の子に振られたことからでした」と披露。長沢はオーディションで審査員の高嶋政伸に「特技がジャズダンスと書いてあるので、少し踊ってみてもらえますか」と言われたという。長沢は「当時12歳。自分で履歴書が書けなくて、母親が『ちょうど習っているから、特技はジャズダンスって書いておくね』と代わりに書いてくれたんです。ステージで踊ってと言われ、心の中で自信ないし、特技じゃねーって。踊りませんでした。そんな素直な気持ちも必要だと思います」と話した。

 来年1月にグランプリが決定する予定。

 [2010年6月21日16時18分]ソーシャルブックマーク