4日に保釈された俳優押尾学被告(32)が、バンドを結成し、音楽活動で収入を確保しようと計画していることが8日、分かった。同被告は年末にも始まる控訴審の準備に専念する意向だったが、現在は無職で収入がなく生活は困難。そのため、周囲に収入を得る目的で「バンドを組み、ライブハウスでライブをしたい」と打ち明けたという。

 一方で弁護人には、海外での芸能活動の可能性を探るよう依頼したという。押尾被告は昨年11月に、麻薬取締法違反(使用)で懲役1年6月執行猶予5年の判決を受けたが、その前科があっても出入国や労働できる国を知りたがっているという。保釈中は海外渡航が禁じられているが、俳優として海外で再起したいという思いも強いようだ。

 [2010年10月9日6時4分]ソーシャルブックマーク