歌舞伎俳優市川海老蔵(33)が7日、病院を退院し、都内のホテルで会見を行った。海老蔵の一問一答から。

 -無期限の謹慎。それは入院中からご自身でも考えていたこと?

 「やはり、このたびのこと、歌舞伎というものに対する、私の浅はかな行動に対して、当然だと思います」。

 -やめる気持ちは?

 「そのようなご質問に明確に答えるような状態ではございません」。

 -歌舞伎の仲間、世間の人たち、市川宗家を継ぐ名前に汚点が残ると思うが、奥さんの麻央さん、ご両親は何と?

 「両親には言い表せませんが、親不孝をしたと感じています。妻には同じようにうまく表現できないかもしれませんが、申し訳なく、どのように謝っても謝りきれないです」。

 -謹慎期間は何を?

 「人として、あるべき姿、きちんと生きるということを最前提に考え、過ごす時間に充てていきたいと思います」。

 -暴行については?

 「確かにお酒をたしなんでいたので、酩酊状態ではありました。記憶が曖昧ではありますが、覚えている範囲であればお答えさせて頂きます」。

 -暴力を放った事実は?

 「一切ございません」。

 -おごりとは?

 「記者会見という場を、体調不良ではあったんですけどキャンセルしていたにも関わらず、体調が戻ったからと外出してしまった。人としてのおごり、自分の甘さ、そういうものから始まったものだと認識しています」。

 -なぜ暴行が?

 「それは私にはわかりません」。

 -殴られた相手との関係は?

 「もともと知り合いの方ではございません。どなたも面識はございませんでした」。

 -その夜に初めて会った?

 「はい、そうです」。

 [2010年12月7日23時49分]ソーシャルブックマーク