佐久間良子(71)と浅丘ルリ子(70)が来年6月の舞台「姉妹たちの庭で~モーニングス・アット・セブン」(東京・日比谷シアタークリエ)で舞台初共演することが23日、分かった。

 映画「エデンの東」の作家として知られるポール・オズボーン作品で、30年代の米国の田舎町を舞台に老境を迎えた仲良し4姉妹の心模様を描いた舞台。長女エスティに佐久間、次女コーラに浅丘のほか、三女アイダに江波杏子(68)、四女アリーに安奈淳(63)が出演。豪華な「熟女コメディー」となる。

 佐久間と浅丘は、これまで舞台共演はなかった。映画は73年「戦争と人間」の1シーンだけ共演したことがある。佐久間は「浅丘さんとの舞台初共演が大変楽しみ」と言えば、浅丘も「今やっておかないと思いました」と話した。

 佐久間は69年にクリエの前身の芸術座「春の雪」で初舞台を踏んだが、クリエは初登場になる。浅丘は「何げない日常を描いた作品。こぢんまりした劇場には合うと思います」と語った。

 [2010年12月24日6時8分]ソーシャルブックマーク