女優仲間由紀恵(31)が主演する舞台「琉球ロマネスク

 テンペスト」(東京・赤坂ACTシアター、6~28日)の舞台稽古が5日、公開された。約150年前に歴史の波に翻弄(ほんろう)されながら、男装してまで祖国・琉球王国を守ろうとした1人の女性の壮大な愛を描く。

 仲間は沖縄県出身だけに作品への思い入れも深く、「最初から最後まで驚きの連続じゃないかと思います。目の前で琉球の歴史をテンポよくお見せします」と自信をみせた。

 仲間の琉球舞踊も見どころの1つで、山本耕史(34)は「ダンサーも大勢いるけど、仲間さんの説得力がすごい。指先まで行き届いていて、ずっと見てしまいます」。生瀬勝久(50)も「悔しいけど上手ですね。血でしょうね。空気感が違う」と絶賛した。

 同舞台は3月5日から大阪・新歌舞伎座でも上演される。

 [2011年2月5日18時12分]ソーシャルブックマーク