女優常盤貴子(38)が7日、東京・千代田区の東京国立近代美術館で開催される「生誕100年岡本太郎展」(8日~5月8日)の記者発表に出席した。岡本氏は、70年大阪万博のシンボル「太陽の塔」や「芸術は爆発だ」などインパクトある発言で大衆的人気を博した。既成の価値観と対決してきた前衛的芸術家で、96年に84歳で没した。

 その生涯を描いたNHK土曜ドラマ「TAROの塔」(午後9時、先月26日~3月19日の4回)で、太郎の生涯の伴侶となった岡本敏子さんを演じる常盤は「以前は、(太郎に対して)おもしろいおじさんの印象しかなかった。このドラマで日本一、好きになった」と開眼。

 一足先に作品も観覧し「もう爆笑です。心を温かくしてくれます。見るのではなくアートを体験する感覚で来てください」とPRした。展覧会では音声ナビゲーターも務める。