女優東ちづる(51)がプロデュースする障害者アートのチャリティー展「よりそう」が1日、東京・原宿の「レストランI」で始まった。8年前から障害者アートの支援を始めた東が、障害者アートの国内での普及と、東日本大震災で被災した障害者と家族への、長期的支援を目的に開催を決意。今回は経費を除いた売り上げを、東日本大震災で被災した地域の障害者施設、学校などに送るが、東京・中野で先に開いた展示会の収益についても、既に被災地に送っているという。

 今回の展覧会開催にあたり、120点の絵が集まった。東は「絵を着払いで私に送って下さい、とお願いしたら、全然知らない施設からも送っていただいた。(障害者の)施設や学園に行くと、芸術活動をしている才能のある人がいる。広く見ていただきたい」と熱っぽく語った。展示会は東京で14日まで開催し、その後21日から8月14日まで広島市の泉美術館で開催し、その他の地域に関しては「交渉中や計画中です」(東)という。