元NEWSのタレント山下智久(26)が10日、横浜市・緑山スタジオで、主演するTBS系連続ドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(12日スタート、木曜午後9時)の制作発表に、女優栄倉奈々(23)AKB48前田敦子(20)らと出席した。

 山下が演じるのは、嫌がっていた家業の「葬儀屋」を継ぎ、訳あり遺体とともに運び込まれる現実に立ち向かう5兄妹一家の次男。昨年10月、ソロ活動をスタートさせ初となるドラマに「さまざまな世代の方との共演になりますが、ひとつひとつのシーンが勉強です」と気持ちを引き締めた。

 ヒロインの新人女性刑事演じる栄倉には、第1話で背負い投げされてしまうが、山下は「あれで他人の気がしなくなった」と明かし、人見知りも捨てて共演者と打ち解け始めたという。投げた栄倉も「すごく気持ちよかった。普段の自分のテンションと似ている役で楽しい」とはしゃいだ。

 しっかり者の長女を演じる前田は「けんかシーンがたくさん。パワーを存分に発揮したい」。前日にはAKB48グループのメンバーたちと成人式を迎え大人の仲間入り。「お酒は弱いので、栄倉さんに楽しみ方を教わりたい」とアドバイスを求めた。

 事務所先輩の山下を前に緊張気味だったのが三男役、Hey!

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 JUMP知念侑李(18)。「まだ自分が出せていない。このままだと後悔するので頑張りたい」と気合を込めた。

 山下は主題歌「愛、テキサス」(12日「着うた」配信スタート、今春CD発売予定)も担当、セリフにも挑戦した。ソロで主題歌を歌うのはドラマ「クロサギ」(06年)の「抱いてセニョリータ」以来、約6年ぶり。会見には、反町隆史、大友康平、大野いと、磯野貴理子も出席した。