昨年10月の舞台「猟銃」で第46回紀伊国屋演劇賞を受賞した女優中谷美紀(36)が31日、都内で行われた授賞式に出席し、涙で喜びを語った。

 初舞台で一人芝居に挑み、いきなりの受賞。中谷は「何も持っていません。経験も、技術も、本当にないない尽くしで、舞台に立つのも恐ろしかった」。また「身体的な事情により、まっすぐに舞台に立つことがなかなかできない」と苦悩も明かし、同作に構想5年、女優デビューから17年かけて夢だった舞台に立つ決意ができたとした。「演出家やすべての関係者の皆さんのおかげ。赤子が母親のおなかの中にいるように大事に育てて下さり、生まれることができた」と涙声で語り、大きな拍手で祝福された。