お笑いタレント、アントキの猪木(38)が20日、埼玉・飯能市役所発着で行われた第10回飯能新緑ツーデーマーチ最終日の出発式で、「元気に完歩ダーッ」とウオーカーに気合を注入した。大会は東日本大震災復興応援がテーマで開催されたが、被災地・茨城の出身で、千代田町役場(現かすみがうら市役所)職員の経歴も持つ猪木は熱心に復興支援活動を続けており、その一環で来場した。

 猪木は、岩手・南三陸町を中心に活動中のボランティア団体「TSUNAGARI(つながり)」(勝又三成代表)の応援団長を務めており、自らも現地に赴き、被災者を元気づけている。「ロールケーキ販売の収益を支援にあてています。ぜひ、お取り寄せを」と話した。

 2日間ウオーキングでは国内最大級の同大会は飯能市、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社ほかが主催、三井住友信託銀行が特別協賛、ダイドードリンコが協賛。最終日は宮沢湖・吾野方面など5~30キロに5974人が参加して行われた。2日間合計では1万3072人の参加となった。来年は5月25~26日に開催される。