小林旭(73)八代亜紀(61)が14日、東京・中野サンプラザホールで、初のジョイントツアー「ふたりのビッグショー」の東京公演を開催した。

 昼夜2公演に計4400人が集まり、公演のために作られた初デュエット曲「クレオパトラの夢」を披露した。小林が「昔の名前で出ています」「熱き心に」、八代が「雨の慕情」「舟唄」など、2人で計29曲を歌い上げた。

 小林が「70を過ぎればいろんなことがありますよ。相変わらず、こんな素晴らしい女性と歌えて幸せ」と話せば、八代も「旭さんは御年ウン歳なんですけど、本当に元気なので。お芝居の舞台裏の話しとか、すごい面白かった」と応じた。

 八代が「旭さん、足をぶん投げて歩くじゃない。何で」と突っ込むと、小林は「俺も宍戸錠も、日本の映画界はみな、日本O脚協会。パッと投げ出すと、足がストレートに見えるんだよ」と笑わせた。

 話題が松田聖子の3度目の結婚になると、八代は「テレビの前で聖子ちゃん、おめでとうと言ったわ。(結婚は)何回でもいい。運命の人に出会うまでは」。小林は、直前まで「インターネットじゃなく、五感を大事にしながら、人間として生きていくには、大人の恋が必要」と持論を展開していたが、聖子の結婚には「インターネットで見たよ。大学准教授で、友だちに紹介されたんでしょ」と、ネットで入念にチェックしていたことを明かして笑わせた。