落語家の桂文枝(69)が12月7、8日にパリで襲名披露公演を開くことが決まった。文枝は29日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、「パリに行くことを楽しみにしています。メルシーボク(ありがとう)」とフランス語を交えてパリ公演への思いを語った。

 パリ日本文化会館で、自作の創作落語を日本語で披露し、フランス語の字幕を流すという。

 文枝は7月に上方落語の大名跡「桂文枝」の六代目を襲名し、2014年まで各地で披露公演を予定している。