俳優千葉真一(74)が10日、都内で行われた日体大の卒業式に出席し、特別卒業認定証を授与され、同大学の卒業生となった。57年に同大学の体育学部に入学したが、けがで1年間の運動禁止を医師に告げられ、59年に俳優の道に進んだため卒業しなかった。「1500本の映画を撮ることができたのは、日体大に原因があります。3年間、必死で鍛えた肉体が芸能界で花を咲かせてくれた」とあいさつ。他の卒業生には「同窓会をやるときは、ぜひ呼んでほしい」と話した。

 特別卒業認定は、やむを得ない事情で卒業できなかったが、社会で活躍し、同大学の発展と名声を高めた者を特別に認定するもの。原則として100単位以上の習得が必要となる。

 [2013年3月10日14時43分]日刊スポーツのオススメ