庵野秀明監督(53)が26日、東京・新宿バルト9で行われた米人気SFドラマシリーズ「GALACTICA

 サーガ10周年記念イベント」で、戦艦への熱い思いのあまり“爆弾発言”を連発?

 した。同監督は「GALACTICA」について、「米国で出来たもので、SFに限らず船(戦艦)をちゃんと扱っている映像はあまりない。『GALACTICA』のすごいいいところは、戦艦をちゃんと描写している。素晴らしい」と絶賛した。

 その上で「スター何とか…スターと言えばいろいろありますけど。もう、本当に『NCC1701』の使い方が良くない!!」と、口惜しそうに訴えた。隣でそれを聞き笑っていた樋口真嗣監督(47)から「何の話?」と聞かれると、庵野監督は「今度、公開するヤツ。まだ言っちゃいけないんだろうけど。『NCC1701』が残念なのはしょうがない」と苦笑した。

 「NCC1701」とは、米SFシリーズ「スタートレック」に登場する恒星間宇宙船「エンタープライズ号」の登録番号で、発言が指している作品は、米で5月に公開され、日本でも8月23日に公開を迎える米映画「スター・トレック

 イントゥ・ダークネス」(J・J・エイブラムス監督)を指したものとみられる。

 さらに庵野監督は、船を描く上での魅力について聞かれると「艦隊戦です、打ち合いです」と言いつつ、「某2199でも足りない。もっとやろうよ」と言いながら、同席した出渕裕監督(54)の方を見た。「宇宙戦艦ヤマト2199」の総監督を務める出渕裕監督が、「ちょっと待て(描くのが)大変なんだ!!」と反論すると、庵野監督は「CGなんだからいいじゃ~ん」と笑顔でリクエストしていた。