テレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(6月30日午後9時)の人気コーナー「リアル野球BAN」で使ったピッチングマシンが、米大リーグや日本プロ球団に売り込まれることになった。大阪にあるキンキ・クレスコ社が開発し、前世代の機種は既に大リーグのジャイアンツ、レッズ、パドレスや、日本の巨人、阪神、中日、楽天、ソフトバンク、オリックスで使われている。約200万円する新機種は実際の変化球に近いボールが実現。4月に完成後、5月の「野球BAN」収録の初テスト後、完成度の高さもあって各球団に売り込むことが決まった。

 体感した元オリックス清原和博氏(45)は「ストレート、変化球ともに1軍ローテーションで10勝はできるだろう。ダルビッシュと双璧」。元阪神の広沢克実氏(51)は「従来は球質が機械的で角度、回転数、減速率が人間の投げる球質ではなかった。今回は新しくプロが投げるようなスライダーという球種も増えた」と舌を巻いている。