演歌歌手水森かおり(40)が2日、東京・銀座の山野楽器で、新春特別イベントを開催した。

 昨年大みそかに、NHK紅白歌合戦紅白に出演した。紅白の視聴率が、TBS系「半沢直樹」を抜いて年間1位になったことを受けて、「楽屋のモニターから見ていました。見ごたえがありましたもんね。『あまちゃん』コーナーもすごかった。小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さんも出てきて。私は世代なので、ああいう歌っている姿を拝見できてうれしかったです」と笑顔を見せた。

 紅白から引退した北島三郎(77)については「すごい存在感を見せていただきました。最後に白組の花道から退場される時の背中を、目に焼き付けさせていただきました。みなさん泣いていたので、もらい泣きしそうになりました」と話した。

 この日は紅白で歌唱した「伊勢めぐり」など6曲を披露した。「つなぐ」と書かれた書き初めも披露し、「デビュー20周年になる来年につながるいい1年になれば、という思いと、ファンのみなさんに感謝の気持ちをこめて、歌で心と心をつないでいきたいという願いを込めました」と説明した。

 プライベートについては、「一緒に手を『つなぐ』相手は、残念ながらいません。でも、まったく気にしていません。今はお仕事が楽しいので、どうでもいいです。初夢も、誰かと戦っている夢でした。まったくロマンチックじゃなかった」と笑った。

 イベントには3人組グループ、はやぶさも出席。「前進」と書かれた書き初めを披露した。