昨年大みそかに放送された第64回NHK紅白歌合戦の瞬間最高視聴率が50・7%(関東地区)を記録したことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 記録したのは、午後11時37分ごろで、今回で紅白卒業を表明していた北島三郎(77)が「まつり」を歌い終え、最後に「北島はこれで紅白を卒業させていただきます。ありがとうございました」とあいさつした場面。「ありがとう」を7回繰り返したシーンも印象的だった。

 能年玲奈や小泉今日子、薬師丸ひろ子らが出演したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」コーナーで、最後に能年があいさつした午後9時50分ごろには50・0%をマークしており、これが2番目に高い視聴率。

 AKB48からの卒業を電撃発表した大島優子に司会の嵐二宮和也が、真相を質問した午後10時50分ごろには、48・5%を記録。これが3番目に高い視聴率だった。