俳優瀬戸康史が1日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「僕は友達が少ない」の公開初日舞台あいさつに出席し、作品をPRした。

 共演したモデル栗原類とのバトルシーンを振り返り「実際に首を絞められてます。おなかを蹴られるシーンでは、股間を蹴られてます」告白。「類君はハーフなので、タカのことを『ツァカ!』って言ってました。特に謝られなかったです。夜遅くの撮影で、眠そうでした」と話した。

 また、作品名にちなんで「僕らって、友達多いって思われがちなんですけど、本当に少ないんです」と嘆いた。撮影後、映画の主題歌「ひとつだけ」を歌う3人組グループ、ケラケラと「LINE」の連絡先を交換したと言い「この作品を通じて、自分が積極的になりました。ただ、今のところベースのふるっぺさんからしか返信がない」とへこんでいた。

 作品のテーマにちなんで、「バーチャル世界での夢」を聞かれたヒロイン役の北乃きいは「アイドルになってみたい」と回答。「今、なんか、はやっているから。カメラ目線でウインクとか、そういうことをしてみたい」。瀬戸から「普通にすぐできそうですけどね。ヒラヒラの服とか似合いそう」と言われると、「いやいやいやいや」と照れ笑いしていた。

 さらに、この日登壇した女性陣からは、瀬戸にチョコレートがプレゼントされた。瀬戸は「こんなに本命チョコをもらうのは初めて。こんなにも女性から好かれたことはない。選ばなきゃいけないのは申し訳ないけど、答えは、後ほど。みなさん待っててね」と頭をかいた。これを受けて北乃は「えっ、『友チョコ』ですから。勘違いしちゃってますね…」と苦笑いした。バレンタインデーの思い出について、北乃は「小学校5年生の時に、6年生の先輩に校舎の裏であげました。でも、その先輩の家が経営しているお店で買ったチョコをあげちゃって、そそのお店のチョコが返ってきちゃって…。今思えば、その人のお店で買わなくてもよかったな、と思います」と、甘酸っぱい記憶を明かした。

 大谷澪、高月彩良、久保田紗友、山田萌々香、及川拓郎監督も出席した。