肺がんで闘病中のジョニー大倉(61)にささげたウォーラス一座公演「短き不在」が11日、東京・八幡山ワーサルシアターで千秋楽を迎えた。ジョニーが肺がんで余命2週間と宣告されながら、生き抜いていることをモチーフにつくられた。

 ジョニーの息子で初舞台となった、俳優でミュージシャンの毛利ケンイチ(41)は公演後に、「坂本つとむwith毛利ケンイチ」としてテーマ曲の「白い教会~セレナーデ~」も熱唱。

 「みんなが頑張ってくれて、父も喜んでいます。13年ぶりの演技で初めての舞台でしたが、毎日が自転車をこぐようなものだった。1つずつ前にこぎ出して、やっと補助輪が取れたかなという感じです」と笑顔を見せた。