フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が17日午後、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額630円)の第14号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子氏(30)らによるSTAP細胞論文を巡る疑惑についても持論を述べた。長谷川は、この一連のテレビメディアの報道について「視聴率アップのために乗っただけ。やり過ぎだと思う」と指摘した。

 「佐村河内氏は『耳が聞こえない』『でも頑張っている』のお涙ちょうだいの佐村河内物語。小保方さんは『リケジョ(理系女子)でかわいい』『でも頭がいい』と、実は両者とも全く同じ流れなんです」。最も重要なのは「STAP細胞が『あるのか、ないのか』の1点だけ。それが確定していない以上、もう少し(報道を)抑えた方がいい」と強調した。

 さらに、今後も同様の報道を続け「STAP細胞は出来た」と証明された場合、「メディアはどう対応するのか。完全な詐欺行為と確定していればいいが『持ち上げて、たたきのめす』を繰り返し過ぎるとテレビの視聴率が下がるだけだと思う」などと見解を示した。

 同メルマガは、昨年6月に始めたLINE(東京・渋谷区)が運営するニュースサイト「BLOGOS」のメールマガジンをパワーアップさせたもの。人気コーナーの「週刊!ハセスポ!」や、社会的な旬なニュースを読み解く「長谷川豊の思うこと」なども掲載している。初月はお試し期間で購読料は無料。毎週月曜に配信する。