フジテレビ亀山千広社長(57)は28日の会見で、関連会社「ストーリア」に出向して社長を務めていた男性社員(48)が資金約1億円を私的に流用して懲戒解雇になった件で謝罪した。

 連ドラ「若者のすべて」「ロングバケーション」などで一緒にプロデューサーを務めただけに「誠に申し訳ない。非常によく知っている人間だけに遺憾であり、腹立たしい、残念でなりません」と話した。

 ブライダル事業を手がける「ストーリア」には現在、170組の予約が入っているが、キャンセルなどは入っていないという。

 亀山社長は「社員がちゃんと働いて、お客様から信頼を得ていたからこそだ。であるのに社長に任命された人間が不祥事を起こして、お客様や関係者にご迷惑をかけた」。20日に辞表の提出を受け、フジテレビからの出向を解いて事情を聴取。26日付で懲戒解雇処分にした。

 また夏のイベント「お台場新大陸」(7月19日~8月31日)も発表した。