元AKB48の河西智美(22)が9日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で行われたアイドルグループ愛乙女★DOLL(ラブリードール)のメジャーデビューイベントにサプライズ出演して後輩を激励した。

 河西と愛乙女★DOLLは同じレコード会社に所属する。関係者によると、マネジメント担当者も同じで、メンバーの佐野友里子(22)愛迫みゆ(22)がAKB48のOG(8期生と7期生。河西は2期生)であることから、河西の出演が実現したという。

 トークの途中で、レコード会社関係者が登場し、サプライズゲストを紹介すると、メンバーは「うわあああ!」と絶叫して驚いた。河西は「そんなめっちゃいいリアクションしてくれるとは思ってなかったんで、すごいうれしいです。お邪魔してます」と笑顔で花束を渡した。メンバーは涙を流して喜んだ。

 AKB48時代の河西との思い出について、佐野は「前座で劇場公演出させていただく時に、円陣に入りずらそうにしている私に『入って』って言ってくれました」と振り返った。河西は「いい思い出でよかった。私ってそういうイメージないから、どんどんそういうの出していって」と言って笑わせた。

 AKB48時代は上遠野瑞穂として活動していた愛迫は、「『抱きしめられたら』のアンダーに入って、一緒にレッスンをさせていただきました。河西さんのセクシーさが大好きなんです」と明かした。

 最後にアイドルの先輩としてアドバイスを求められると、河西は「女に生まれてきてよかったなって思いながら、女としての武器を全て使うこと。使えるものは全て使ってください」ときっぱり。「私自身はダメな子だったと思うんですけど、今こうやって来てもらっているファンの皆さんは、ずっとこのまま付いてきてくれると思うから、この皆さんを大切に、一緒に歩んでいけば世界が開けると思います」と話した。

 愛乙女★DOLLはこの日、デビューシングル「High

 Jump!!」を発売した。