昨年夏にS状結腸がんの摘出手術を受けていたことが分かったタレント、向井亜紀(49)が26日、大阪市内で、テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時)に生出演したが、番組では病気について直接、触れなかった。

 冒頭、レギュラー勝俣州和(49)のロケ報告「俺のひとっ風呂」VTRを、メーン進行の神田正輝(63)らとともにスタジオで鑑賞。紹介された神奈川への温泉旅に、向井は満面笑みで「行きた~い!」。勝俣が新鮮野菜を土産に帰路に就けるなどと報告すると「(妻へ土産の話題に)勝っちゃん、積極的に奥さんに尽くしてるのはどうして?」とつっこんで笑わせた。

 向井は00年、子宮頸(けい)がんで子宮を摘出。以来、毎年検査を受けており、昨年6月に異常がみつかり、その後、結腸がんと判明。幸い早期発見で、手術で摘出できたという。

 ただ、夫で元プロレスラー高田延彦(52)との間に代理出産でもうけた10歳の双子男児がおり、動揺させないように公表を控えていた。

 しかし、24日に更新したブログには「積極的に公表はしていなかったのですが、ひた隠しにしていたわけでもなく、がん予防の講演などの場では、少しずつお話しし始めていたところでした」とつづっている。